更新日:2024-06-28
少し前まではビジネスシーンで使われるチャットツールはメールが基本でした。しかし近年はLINEを使ったビジネスが普及してきています。そこで注目を集めるのがLINE構築。 今回はLINE構築について基本的な知識からLINE構築代行について幅広く解説していきます。
そもそもLINE構築とは公式LINEの機能を活用して商品の販売や顧客の集客を行う仕組みです。メッセージ配信・チャット機能・リッチメニュー・LINE VOOM配信・販促機能・LINEコール・レポートといったLINEならではの機能を駆使します。以前まではチラシやメールマガジンを用いたマーケティングが主流でした。しかしSNSの普及に伴い、プラットフォームがLINEに移り変わっています。またLINE構築はメールマガジンよりも効果的なビジネスモデルでもあります。LINE構築は開封率が高く、KPIの達成には欠かせません。さらに、プライベートでよく使うチャットツールだからこそ今まで獲得できなかった顧客開拓も期待できます。
LINEは幅広い世代が利用しているメッセージツールで、9000万人以上の月間アクティブユーザー数がいます。身近なツールで大多数にアプローチできるのはLINE構築ならではの魅力といえます。今までただのプライベートのメッセージツールだったLINEが、ビジネスでの利用が当然のようになっています。特にLINE内の自動メッセージ機能は負担が大きかった顧客対応を簡略化しており、LINE構築の需要を年々強めることでしょう。
そもそも開封率の計算方法から抑えておきましょう。
開封率=開封した友だち÷送信した友だち×100
開封率は「開封した友だち数」を「送信した友だち数」で割り、100をかけると求めることができます。
例えば10000人にメッセージを送り、5000人が開封した場合、
5000÷10000×100=50
つまり開封率は50%となります。
開封率はLINE構築においてとても重要で、発信した情報が顧客に届いているかどうかを見極めることができます。また、発信内容によっては商品やサービスを購入してもらいやすくなるでしょう。しかし開封率が低いと、どれだけ良質な商品やサービスでも評価してもらえない可能性が高くなります。
では公式LINEの開封率はどれほどでしょうか?一概に開封率が決まっているわけではありませんが、おおよそ60%前後といわれています。メルマガの開封率が30%未満とされていることを踏まえるとメルマガの2倍以上の開封率です。
LINE公式と比較対象に上がるのがメールマガジンですが、大きな違いがあるわけではなく、メールマガジンの上位互換がLINE公式になったと認識しても問題ないでしょう。
メールマガジンでは初期投資が必要で、PCを使って一斉送信する方法が一般的です。また、会社が掲げる目標には半年〜1年をかけなくては達成できないことがほとんどです。
一方でLINE公式は無料で始めることができ、スマートフォンから一斉送信、個別送信することができます。メールマガジンより広範囲にアプローチできるだけでなく、気軽に操作できる点も優れています。
LINE公式 | メールマガジン |
---|---|
無料で始めることができる | 初期投資が必要 |
スマートフォンで操作可能 | PCが望ましい |
個別と一斉送信の両方に対応 | 一斉送信が基本的 |
短期間で成果が見える | 半年~1年かけて成果が見える |
公式ラインはメッセージ以外の基本的な機能があり、ビジネス利用するのにとても適しています。では公式LINEの基本的な機能について紹介しましょう。
リッチメニューとは公式LINEの画面下部に表示されるメニュー画面です。画面の半分以上を埋めるため、クリック率を自然と向上させます。また、リッチメニューに割り振られたボタンからHPやECサイトへダイレクトに飛ぶことができるので、連携先が多い事業者におすすめの機能です。
リッチメニューと似ていますが、リッチメッセージはメッセージを送るときに画像や動画も一緒に添付できる機能で、リッチメニューとは異なります。
文字だけでは伝わりづらいことも画像を添付してあげることでより鮮明に伝わることでしょう。
ステップ配信とは友だちがどういった行動をするかによってあらかじめ決めていたメッセージを配信する機能です。
例えば友だち登録した1週間後、3週間後に新商品のお知らせやクーポンを配布するような仕組みです。
友だちの行動とメッセージの配信タイミング、内容を決めておくだけで自動で営業をかけてくれます。ステップ配信を利用することで公式LINEの存在を忘れさせません。
LINE公式アカウントの分析機能ではアカウントに関する情報を閲覧できます。
例えば、
これらのデータを「%」や先週比、先月比、などで分析することができます。
友だちの分析は「概要」「属性」「追加経路」の3つのカテゴリーで分析されます。
「概要」では友だちの追加数やターゲットリーチそしてブロックされてる人数まで判明します。1週間分のデータのみグラフとして表示されますが、最大397日間のデータまでさかのぼることはできます。
「属性」では友だちの性別や年齢、地域などがわかります。年齢は細かく区切られたものではなく、(30〜34歳)といったような枠で、地域は県名まで分析されています。「属性」はデータの反映にまで少し時間がかかるため、数日後に反映されるのが基本です。
「追加経路」では友だち追加した経路やブロックした経路が確認できます。
メッセージ配信では送ったメッセージの開封数やインプレッション数、クリック数まで分析することができます。さらに、より細かなデータが必要であれば「詳細画面」に飛ぶことで時系列順のメッセージの開封数やインプレッション数などを見ることができます。開封された時間や期間を細かく見ることができます。しかし、配信からの14日間のデータしか見れないので別途記録しておく必要があります。
ステップ配信ではメッセージの配信数やインプレッションの分析ができます。
例えば年齢、性別などの情報でソートすることができますが、データの反映に1日ほどかかる他、詳細なデータとは誤差があるので注意しましょう。
公式ラインは無料で作成することができますが、有料プランと違って制限がいくつかあります。
例えば無料プランではメッセージを月1000通まで送ることができますが、有料プランだと最大月45000通送ることができます。有料プランには「ライトプラン」「スタンダードプラン」が用意されており、配信する規模によってかえることができます。
月額固定費(税別) | 無料メッセージ数/ 月 | 追加メッセージ従量料金(税別) | |
フリープラン | 無料 | 1,000通 | |
ライトプラン | 5,000円 | 15,000通 | 5円/通 |
スタンダードプラン | 15,000円 | 45,000通 | 〜3円/通 |
LINE構築でできることはそれぞれあり、カテゴリーごとに紹介していきましょう。
テキストメッセージの送信、スタンプや絵文字の送信、画像や動画の共有ができます。
↳企業向けのメッセージングサービス
↳顧客サポートや問い合わせ対応
LINEビジネスコネクトとは企業のシステムとLINEを連携させるサービスで、具体的にはユーザーと企業が1対1でコミュニケーションできるものです。以前までは法人アカウントのみ利用できましたが、現在では誰でも使えるようになっています。
オンラインおよびオフラインでの支払い、送金や受け取りができます。
ナチュラルランゲージプロセッシング(自然言語処理)を利用した音声アシスタント。iphoneのsiriと同じで自動で文字起こしなどが可能です。
↳他のアプリやサービスとの連携
↳カレンダー、ToDoリスト、天気予報などの情報の取得
↳カスタマーサポート、情報提供、予約管理
LINE公式アカウントで利用できるボットは2種類「応答メッセージ」「チャットボット」になります。
公式ラインには応答メッセージというbotがあります。あらかじめ設定したワードをユーザーが入力することで、自動的に返信してくれます。ただし応答メッセージはQ&Aレベルの返答しかできません。より柔軟な対応が必要であれば、ワンランク上の「AI応答メッセージ」を利用しましょう。「AI応答メッセージ」ではAIが内容に合わせて数パターンのメッセージの中から適切な返信をしてくれます。シンプルな質問が予測される場合はこの「AI応答メッセージ」を利用しましょう。
Messaging APIを利用したチャットボットであれば公式ラインに組み込むことができます。
しかしLINEに搭載されている機能ではないため、チャットボットと公式LINEを連携させなくてはいけません。問題なく導入できれば、顧客対応やメッセージなどに時間を取られず業務の効率化がはかどります。
LINE構築はビジネスを飛躍的に成長させるだけでなく、様々な恩恵をもたらします。
その一方でLINE構築のデメリットや危険性についても目を向けなくてはいけません。
LINE構築に係るツールや代行サービスなどは数多く、どのように組み合わせることが事業にとってベストなのか決めづらい環境です。また、友だち登録してもらわない限り、LINE構築の効果を実感することができないため、サービスの対象者がLINEを使っていない層だとLINE構築はおすすめできません。一方でLINEを使いなれている層はちょっとしたミスやうっとおしさを感じさせることでブロックされてしまいます。
様々な機能をちょうどいいバランスで使いこなすことが求められています。
LINE構築は事前の計画や目標をどれほど緻密に練れるかによって成果が異なります。
そこでLINE構築を検討する前にしておくべきチェック項目を3つ紹介していきます。
まずは対象となる事業の「累積データ」と「直近データ」を区別することが第一歩です。
これらのデータが手元にない場合はLINE構築よりも先にデータ収集を始めましょう。
累積データと流行りの傾向をもとに収益モデルについて整理します。
「客数」や「客単価」は十分であるか?ビジネスモデルの問題点を洗い出していきます。
分析をもとに課題が浮き彫りになります。そのようにして、掲げていたKPIや今後のビジネス展開をLINE構築で解決できるようにしていきます。例えば呼び込みたい商品を宣伝するためにリッチメニューを豊富にしたり、より細かい顧客データを収集するために「アンケート機能」を搭載したりと手法は様々です。
ネット広告などと違ってLINE構築にかかる費用は少額ではありますが、事業規模によっては慎重に考えなくてはいけません。
LINE構築の導入や月額費用はいくらぐらいかかるのか?LINEからの成約率や収益からシュミレーションが大切です。LINE構築をより自動化したい場合は外部企業が提供する拡張機能を使うこともよいでしょう。
LINE構築のやり方と聞くと難しそうに思いますが、言い換えるとLINE構築とは公式ラインの開設と運用です。ただ公式ラインを開設したとしても友達登録してもらわなければ発信した情報は届きません。せっかく友達登録していたとしても魅力的に思われなければブロックされる可能性も十分あります。そこで公式LINEの開設や運用のポイントをそれぞれ紹介します。
まずは公式LINEの開設から始めていきましょう。
LINE構築(公式LINEの開設)①公式サイトにアクセス
LINE公式アカウントのサービスページ(「LINE for Business」)にアクセスします。
(https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/)
LINE公式アカウントには未認証アカウントと認証済アカウントがあります。
さらに認証済みアカウントのうち特に優良と認められたアカウントはプレミアムアカウントになることができます。
LINE構築(公式LINEの開設)②「LINEビジネスID」に登録する
「LINEビジネスID」の画面に飛んだあと、ページ下部の「アカウント作成」をクリック。「個人のLINEアカウント」もしくは「メールアドレス」でLINEビジネスIDを登録します。
LINE構築(公式LINEの開設)③LINE公式アカウントの作成
LINEビジネスIDを登録すると「LINE Official Account Manager」と呼ばれる管理画面に移りますので、作成ボタンを押します。
LINE構築(公式LINEの開設)④企業や事業の情報を登録
公式ラインの登録には2種類あります。
一つは「個人アカウントとLINE公式アカウントを連携すること」もう一つは「メールアドレスと必要情報を入力すること」で開設することができます。
公式ラインを複数人で担当する場合は、メールアカウントでの登録をおすすめします。個人アカウントの情報を共有してしまうため、プライバシーが損なわれる危険性があります。
LINE構築(公式LINEの開設)⑤管理画面(LINE Official Account Manager)にログイン
管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできれば開設が終了です。
しかし、ここで開設を終えてしまうと未認証アカウントのままなので注意してください。認証済アカウントにまでレベルアップさせ、公式アカウントの信頼度を上げておきましょう。
次に公式ラインの運用の前に必ず押さえておきたい準備があります。これから紹介するポイントを少し工夫するだけでも商品の販売や顧客の集客がぐんと変わります。
LINE構築(公式LINEの運用準備)ステップ①基本情報の登録
公式ラインの基本的な情報を登録していきます。
一見見られていないようにも思える項目ですが、全ての項目が公式ラインの印象を左右します。
LINE構築(公式LINEの運用準備)ステップ②プロフィールメッセージの設定
公式アカウントを友だちに追加する際に表示される画面にプロフィールが表示されます。プロフィールメッセージには営業時間などの基本情報を書いておくと無難です。
また、公式LINEを友達登録した後の1通目のメッセージに「あいさつメッセージ」が割り振られます。友達登録のお礼やキャンペーンなどひきつけるメッセージを用意しておきましょう。
LINE構築(公式LINEの運用準備)ステップ③テスト配信
「メッセージ配信」メニューの「メッセージを作成」にとびます。「配信先」「配信日時」などの項目を設定したら、仮のメッセージを入力します。
あらかじめ友だちに登録してもらい、メッセージを配信します。問題なく配信できているか個人アカウントから確認がおこなえれば問題ありません。
LINE構築(公式LINEの運用準備)ステップ④アカウントを公開
テスト配信で問題が見られなければ公開に移ります。認証済アカウントの場合は公式アカウントとして上位表示されます。より多くの友達登録をしてもらうためにもQRコードを様々な場所に設置しましょう。
ただ公式LINEを開設しても一向に成果は上がりません。KPIや目標を意識しながら、公式LINE運用のポイントを抑えておきましょう。
LINE構築(公式LINEの運用)ポイント①登録してくれる友達を増やす
アカウントを開設したらまずは登録してくれる友達を増やすことに専念します。
公式ラインの連絡は登録済みの友達にしか配信されません。つまり一人でも多くの友達がいなくては意味がありません。友達数を増やすためには、HPや店舗での登録用QRコードの設置、促進が欠かせません。また、一度友達登録していても、魅力を感じてもらえなければブロックされて購読されなくなります。アクティブユーザーの割合を多くするためにも、登録ユーザーへのクーポン配布などの工夫が求められます。
LINE構築(公式LINEの運用)ポイント②顧客のエンゲージメント確保
LINEは日常会話に欠かせない存在で、そんなツールを使ったサービス提供は顧客が気軽に商品を購入できたり、顧客の満足度を高めることができます。また、新商品やキャンペーンの情報を公式ラインで届けることができます。友達限定といったキーワード等を含めることで高いエンゲージメントを獲得できることでしょう。
LINE構築(公式LINEの運用)ポイント③顧客情報の分析
LINE公式アカウントの分析では「メッセージ」「友だち」「チャット」「タイムライン」「クーポン」「ショップカード」の情報を取得することができます。
これらのデータをもとに、顧客をどのように誘導したいのか?ユーザーの需要は供給と一致しているのだろうか?といったことを確認することができます。また、1度の分析で満足することなく、短期間に繰り返し分析、フィードバックを心がけましょう。
LINE構築(公式LINEの運用)ポイント④文字だけのメッセージを控える
せっかくの公式LINEにもかかわらず文字だけのメッセージを送っていませんか?画像一つ置き換えることで大きくエンゲージメントをあげることができます。デザインを変えて、よりキャッチーなリッチメニューを作ってみたり、リッチメニューのタブ数を変えてみるのも効果的かもしれません。
LINE構築(公式LINEの運用)ポイント⑤配信頻度は週に1.2回
配信頻度があまりにも多いとうっとおしいと感じてしまい、ブロックされる可能性が高まります。LINE構築のよくある失敗として友達からのブロック率が高いことがあげられます。
一方で配信が少なすぎると公式LINEの存在を忘れられてしまうため、ちょうどいいペースが大切です。目安としては週に1.2回が公式ラインの配信に適しています。
また、配信の時間やボリュームも同時に配慮できるようになると、友達と長期的な関係が構築できるでしょう。
LINE構築は公式LINEの開設と運用の2フェーズによって成り立っています。公式LINEの開設は誰にでもつくることができます。しかし、公式LINEの運用はそれほど簡単とは言えません。
公式ラインの目的やKPI、そして運用体制の明文が最低限求められます。もしLINE構築が難しいと感じたときは外部ツールを使ってみるとLINE構築が簡単になるかもしれません。
そこでLINE構築におすすめの外部ツールを5つ紹介していきます。
LINE構築におすすめの外部ツール①EnigolのCRM/MA(https://enigol.com/marketing/crm/)
株式会社EnigolではLINE構築にも使用できるCRM/MAツールを提供しています。
LINE以外にもインスタグラムなどの各種SNSに対応しています。
具体的なサービス内容は顧客のデータベース化、セグメントやフラグ付けを行った管理、購入履歴やデモグラ情報など様々な顧客情報をリアルタイムに反映してくれます。
外部ツールを導入する際には費用面が心配になりがちですが、Enigolではかける費用に対してどの程度売上が見込めるかを含めて最適な提案をしてくれます。
はじめてLINE構築に挑戦する事業者におすすめの外部ツールです。
Enigol
株式会社Enigolが提供するCRMの導入・構築・運用支援サービスです。顧客管理やマーケティングオートメーションに精通したプロフェッショナルの再現性のあるサポート・施策で、顧客管理の最適化による顧客満足度やLTVの向上、コスト削減が見込めます。
コンサルティング支援から、データ統合支援、導入・運用支援、メッセージクリエイティブの制作、流入経路分析、1st Party Data活用広告支援など、多岐にわたってサービスを展開しています。
また、HubSpotをはじめとして、SalesforceやZohoなど、使用ツールに指定はなく、選定の段階から客観的な視点から提案することが可能です。
さらに、一般的なCRMの運用だけでなく、LINE公式やInstagramのダイレクトメッセージでのCRM、MAの支援も可能で、クライアントに合わせた最適なプランで、充実な顧客サポートを提供することが可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Enigol |
会社名 | 株式会社Enigol / Enigol.Inc |
住所 | 東京都港区北青山2丁目12-8 BIZ SMART235 |
事業内容 | ・Web/デジタルマーケティング支援 |
LINE構築におすすめの外部ツール②PRISM for LINE(パーソナライズド動画ソリューション・シェアNo.1 「PRISM 」 (pr-ism.jp))
PRISM for LINEはLINE公式アカウント登録者ごとに最適化した動画の提供と分析が可能な外部ツールです。従来からパーソナライズド動画のサービスはあったものの、コストや手間がかかったり、動画のログデータが取得できないなどの課題が多くあった。しかしPRISM for LINEではこれらの課題を解決しています。
LINE構築におすすめの外部ツール③KAKERU(KAKERU | LINE公式アカウントに機能を掛け合わせることで、集客・売上に関するお悩みならなんでも解決! (x-kakeru.com))
様々な機能を掛け合わせて集客や売上アップに貢献してくれる外部ツールです。イベントの集客率向上のためにイベントの告知や日程の予約機能があったり、登録された友達を一元管理、セグメントまで可能です。複数の課題を抱えているビジネスには効果的なツールでしょう。
LINE構築におすすめの外部ツール④Lステップ(Lステップ | LINE公式アカウント特化のマーケティングツール (linestep.jp))
Lステップは日本マーケティングリサーチ機構の調査で2年連続6冠を達成した外部ツールです。友だち追加直後にアンケートを送付したり、回答内容を記録、それぞれにメッセージを配信してくれます。Line公式とはサービス提供元が違うので、混乱しないように注意してください。
LINE構築におすすめの外部ツール⑤サブスクライン(導入コスト0円、LINEでサブスク固定収入を得るなら「サブスクライン」 (subscline.com))
サブスクラインではLINE上でサブスクリプションによるストック型の固定収入を実現してくれます。初期費用/月額費用0円からノーリスクではじめられ、完全成果報酬になります。そのため、すぐにでもLINE構築を始めたい、LINEサブスクを始めたいといった方にとっておすすめです。また、AIチャット接客による自動応答機能を搭載しており、トラブル対応も速やかに行ってくれます。
LINE構築におすすめの外部ツール⑥DECA for LINE(DECA for LINE | LINEマーケティングのトータル支援サービス(https://deca.marketing/service/cloud/line/))
DECA for LINEは友達獲得に重点をおいている拡張機能になります。例えば、サイト内ポップアップやポイントコネクトなど、LINE認定パートナーとしての豊富な友だち獲得施策メニューが豊富です。さらに資料請求顧客に対する本申込オファー配信、商品購入顧客へのステップ配信など、Web・外部DBデータを活用した配信も可能です。
LINE構築代行とは企業やインフルエンサーなどの個人が公式ラインを開設、運用する業務を専門家に委託するサービスです。LINE構築代行といいつつも、公式ラインでのKPI設定からターゲット分析までしっかりとコンサルティングしてくれるものもあります。積極的に代行を検討しましょう。
LINE構築代行を選択する際は「サービスの幅」や「業種に特化しているか」そして「金額面」を基準にしてみるとよいでしょう。
LINE構築代行の主なサービスは主に3タイプに分けることができます。「基本設定」「マーケティングサポート」「データアナライズや事後相談」の3つが主なサービスになります。
アカウント名やステータスメッセージ、プロフィール画像の作成をはじめ、基本的な設定をサポートしています。
期間限定のイベントやLINE公式を活かしたマーケティングについてサポートしています。他SNSとの連携やECサイトへの流入などもこちらに含まれます。
公式LINEに登録された情報をカテゴライズし、顧客データを収集、分析します。今後のビジネス展開やより効果的なマーケティングの検討材料に使われます。
LINE構築の代行業務によっては、LINEアカウント構築前から企画の相談をしてくれたり、構築後の改善点を提案してくれるものまで様々です。LINE構築全般を希望する場合は「並走型コンサルティング」というキーワードを発しているLINE構築代行業者がおすすめです。
一方で部分的に委託したい場合は幅広いプランがあるLINE構築代行業者がおすすめです。
LINE構築代行業者によっては飲食料品に特化したサービスや大企業に専念したサービスを提供することがあります。企業規模に合わせたLINE構築をしてほしいであったり、業界の他社と激しい競争を勝ちたいという方はサービス対象がより絞られているLINE構築代行業者がおすすめです。
一般的に企業よりも個人の業者の方が安いケースが多いです。個人の業者は低い金額だと数万円〜20万円程が求められます。しかし、マーケティング業務の実績やアカウント構築数が多い業者だと50万円以上の見積もりが来ることも少なくありません。
一方で企業に依頼する場合は個人の業者より高く、10万円〜100万円とされています。
しかし品質が保証されているのでより安心して依頼できます。
LINE構築が自社だけでは難しい場合や、クオリティ高くつくれない場合は代行業者に依頼したほうがコスパが良かったりします。そこでおすすめのLINE構築代行業者を5社紹介していきます。
株式会社Enigolは、公式ラインの初期導入や構築、運用〜分析まで一気通貫でサポートします。
サポートの幅が広く、プロフィールページやリッチメニュー、あいさつメッセージからタグ設定やURLクリック測定、流入経路分析まで幅広く対応しています。
また、EnigolはLINE公式アカウントの運用や顧客管理に特化しています。他社サービスと比べて、より精度の高いコミットが期待できます。
株式会社メンバーズは立ち上げ準備から、日々の運用、将来的拡大提案まで、お客様のソーシャルメディア運用を“まるごと”支援してくれる「ソーシャルメディア運用代行支援」を提供しています。50名規模の選任の運用体制で対応してくれるため、様々な分野にも対応してくれます。また、100社以上のソーシャルメディア運用代行・支援事例は安心して依頼することができるでしょう。
総合オリコミ社はチラシからスタートし、40年間スーパーマーケット・ホームセンター・ドラッグストアを中心とした「流通小売業」の「販売促進」をしています。そのノウハウを生かした支援を提供してくれます。また総合オリコミ社は、LINEPay会社に認定されたLINE公式アカウント正規代理店なので、安心して依頼できます。
株式会社ゼウスは決済代行者として25年以上の経歴を持つ会社ですがLINE運用代行もしています。初期設定・審査代行~運用コンサルティングまでサポートしています。またテクニカルサポート(電話・メール)が充実しており、24時間有人のコールセンターで体制を整えています。
導入実績1000アカウント以上の実績を抱える株式会社assistはLINESales PartnerのLINE構築代行業者です。セルフコースであれば月額2980円〜と手頃なプランから用意されています。初期費用も0円で、友だち数が少ない企業はベーシック、ライト、プレミアムコースへと徐々にプランアップすることもできます。さらにHPには実績を公開しているので、イメージのすり合わせもできます。
インラインでは配信代行、電話、メールサポート、友だち獲得のノウハウ共有など多くの実績をもとに効果的な運用を行ってくれます。初回3か月無料で、1配信3,000円/税別と非常にリーズナブルです。また、公式LINEの運営もコンサルティングしてくれるので、今までLINE構築に着手できなかった企業にとって利用しやすいサービスです。
多くの日本人がラインをチャットツールとしており、メールマガジンよりも効果が高いと評価されることは少なくありません。そのため、多くの企業がLINE構築ができる人材を求めています。また、外部ツールも豊富にあることから副業としても注目を集めています。
しかし専門知識も必要で、様々なツールをかけ合わせれるスキルが必要です。そのため既にLINE構築で実績を収めている方は副業として期待できるでしょう。
一方で実績がない方は他社が提供しているLINE構築代行などを参考に副業になりうるか判断してみてはいかがでしょうか?
LINE構築代行を副業として始めたい方やこれまで以上に自分の単価を上げたいと思っている方はLINE構築スクールに通う選択肢もよいでしょう。LINE構築スクールでの主なカリキュラムとして「LINE公式アカウントの基本的な操作」「アカウントの設計や運営方法」「受注方法」を学びます。現在サービス開始しているLINE構築スクールは数少ないですが、今後多くのスクールが登場すると思われます。そこで、今すぐにでも入校できるLINE構築スクールを紹介していきます。
デイトラLINE構築コースは業界最安値にもかかわらず、一年間質問し放題の講座です。、LINE公式アカウント・及びLステップ(LINE公式アカウントの拡張ツール)を軸に、ビジネスのためのアカウント構築・運用を学習します。
ひとつひとつの機能を課題形式で実践しながら学ぶため、スキルが着実に身に付きます。また、飲食店・EC・ジム・医院・採用活動など、様々なビジネス領域での活用事例をカリキュラムに入れているため、幅広い分野に対応できるでしょう。
LINEキャンパスはLINE公式アカウントの運用やLINE広告について学べるLINE構築スクールです。特徴はなんといっても学習から資格取得まで全て無料で行えることです。さらにLINEが定める認定資格を取得できることも嬉しいポイントです。動画で学ぶ場合はおおよそ15分前後の動画を視聴するだけで勉強できます。学習コースは動画とテキストを併用して20分〜30分かけて学びます。
実際にLINE構築が成功したらどのようなメリットがあるのでしょうか?代行業者に依頼したりなど、LINE構築の成功事例を紹介していきます。
サービスの継続した利用が低く、公式LINEも活用しているものの、ブロック率が高いアパレル業界Aでの成功事例です。
LINE構築代行を利用し、
・「LINEログインの導入でスムーズなID連携実現」
・顧客情報に合わせたパーソナライズ配信をすることで商品への誘導
・ID連携による他SNSからの流入
これらを中心的にサポートしました。
結果、公式LINEの開封率は高まり、配信チャネルの最適化が実現しました。
チラシでの集客はしていたものの、公式LINEでのマーケテイングはしたことがない小売業BがLINE構築に挑戦した際の成功事例です。
はじめは大手IT企業に問い合わせて公式LINEを作成を試みましたが、業界の状況も伝わらず、うまくいきませんでした。そこで業界に特化したLINE構築代行業者に依頼しました。
・友だち追加
・配信コンテンツ作成
これらを中心にサポートしました。
結果、公式LINE開設後に友達登録が記録されました。
Q1LINE公式アカウントは複数作成できるの?
LINE公式アカウントは、LINE Business IDにつき最大100個まで作成できます。
(https://help.linebiz.com/lineadshelp/s/article/L000001061?language=ja)
店舗ごとにアカウントをつくりたいといった際は公式LINEのアカウントを分けて利用するのが良いでしょう。また、2個目以降のアカウントは管理画面で一括管理できるので簡単です。
Q2管理者の追加や変更はどうやってするの?
(https://help.linebiz.com/lineadshelp/s/article/L000001104?language=ja)
アカウントに付与する権限の編集を行うには、管理者権限を持つアカウントでログインし、管理画面で操作をします。
管理者を追加する
1)アカウントリストで、設定するアカウント名をクリック
2)[設定]>[権限管理]>[メンバーを追加]をクリック
3)権限の種類で[管理者]を選択し[URLを発行]をクリック
4)発行した認証用URLを、管理者として追加したいメンバーに伝える
5)認証用URLにアクセスするとログイン画面が表示されるので、権限を与えたいメンバーのアカウントでログイン
6)権限管理画面にメンバーの名前が表示され、名前の右に[管理者]と表示されていれば追加完了
メンバーの権限を変更する
1)アカウントリストで、設定するアカウント名をクリック
2)[設定]>[権限管理]をクリック
3)変更したいメンバーの[変更]をクリック
4)[権限の種類]で権限を選択し[保存]をクリック
Q3認証済アカウントへの審査は絶対?
(https://help.linebiz.com/lineadshelp/s/article/L000001085?language=ja)
LINE公式アカウントには、認証済アカウントと未認証アカウントがあります。
認証済アカウントになると青色のバッジがつけられ、検索結果にヒットしたりと特典があります。未認証アカウントでも問題ありませんが、内密なコミュニティにしたい場合を除き認証審査を受けることをおすすめします。
Q4LINE公式アカウントを削除しましたが、まだ削除されません
(https://help.linebiz.com/lineadshelp/s/article/L000002037?language=ja)
公式LINEの仕様によって、削除を試みてから30日間は以下の事象が起きます。
・管理画面では分析機能のみ利用できる
・トーク画面はそのままだが、自動応答は送信されない
・友だち追加可能
・過去に投稿したLINE VOOMは表示される
しかし、削除をしてから30日が経過すると以下のように変化します。このようになりましたら、完全にデータが削除されていますので安心して下さい。
・管理画面では分析機能含めすべて利用できない
・トーク画面は「メンバーがいません」の表示になる
・友だち追加不可
・過去に投稿したLINE VOOMは非表示になる
さて今回はLINE構築について解説しました。
LINE構築はフリーランスの方にとってはブルーオーシャンな業界ですし、企業にとっては成果を上げるためにぜひとも施策を施したいマーケティングです。今回の記事をもとにLINE構築でビジネスの成功を獲得しましょう。
Enigol
sikiapiとは、チャットボットサービスを中心としたCRM・MA(マーケティングオートメーションツール)です。マーケティングオートメーションツールという名の通り、マーケティングを自動化することができるのが最大の特徴です。マーケティングには広告、宣伝、出版物、電車のつり革広告、テレビや新聞等のマスメディア等、様々な種類がありますが、sikiapiが得意としているところはSNSになります。
現代は、SNS経由で一般消費者が消費をすることも増えてきており、マーケティングにはSNS運用は欠かせません。ただし、SNSは企業のみならず個人でも発信が出来てしまいますので投稿が埋もれやすく、ライバルが多いレッドオーシャンです。競合他社の企業アカウントだけではなく、フォロワーが多いインフルエンサー、TVでも活躍している芸能人、一般人でも知識をけた外れに持っていたり、見た目が芸能人以上に良かったり、SNSにはライバルが非常に多く存在します。
SNS運用は、大変手間と時間がかかる作業となります。例えば大手企業では、それだけで専属の人材が居たり、SNS運用だけの部署が存在し、予算を取っている場合も多く見られてきました。SNSがマーケティングに有効である現在、大手企業もSNSに力を入れています。
手間と時間がかかり、ライバルが多いレッドオーシャンのSNS運用ですが、自動化をすることで低コスト・低リスクでその効果を上げることができます。それを可能にするのが、sikiapiです。sikiapiを活用してSNS運用を自動化することによって、集客の自動化が実現できます。これまで集客のために割かれていた時間を、本業に使うことが可能になります。本業に集中することによって、より価値のあるサービスの提案、新製品や新サービスの展開等、これまでよりもよりパワーアップしたビジネス展開が見込めます。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | sikiapi(シキアピ) |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。