更新日:2025-04-16
世界一ユーザーが多いFacebookでの広告配信は、多くの人に商品やサービスを知ってもらうきっかけになります。 しかし「広告を配信する方法を知りたい」人や「もっと広告効果を大きくしたい」と悩んでいる人も多いです。 この記事ではFacebookで広告を配信する方法や効果的な広告配信のポイントを解説します。 ぜひ、参考にしてください。
Facebook広告とはFacebook内に配信される広告です。Facebookを利用している時に、ニュースフィードやストーリーズに表示されています。この章でFacebook広告の大きな特徴を5つ解説します。
Facebookはアカウント登録で実名登録制を採用しています。さらに、生年月日や性別も登録するため、具体的なターゲット層の設定が可能です。
Facebook広告は1日あたり数百円から配信することが大きな魅力です。低予算でターゲティング設定の効果を確認しながら広告配信できます。リスクを最小限に抑えながら広告を配信できますので、広告配信が初めての方にピッタリです。
Facebook広告はFacebook以外でも配信できます。例えばFacebookと同じ運営会社「Meta」が提供しているInstagramやFacebookと連携しているメディア、モバイルアプリが挙げられます。Facebookではなく、Instagramを主な活動範囲にしている方も使いやすい配信方法です。
Facebook広告にはフォーマットの種類が豊富です。画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告などが挙げられます。詳しくは広告フォーマットの選択の章で解説します。
Facebook広告には、広告の効果を測定できるツールが用意されています。このツールを使うと費用対効果を大きくするための分析が簡単にできます。
Facebook広告を配信するためには、専用の広告アカウントを作る必要があります。この章では、広告アカウントの作成方法を4つに分けて細かく解説します。
以上の4ステップがFacebookで広告アカウントを作る手順になります。
ここで大切なことがもう1つあります。それはセキュリティ対策です。Facebookで広告アカウントを作る時に入力した個人情報を守る必要があるからです。特に権限を管理者に設定しているアカウントは、強力なパスワードと二段階認証の設定が必須条件です。
広告アカウント作成後は、ビジネスゴール達成のためにキャンペーン目標(マーケティングキャンペーンや広告活動を実施する際に、企業や団体が達成を目指す具体的な成果や成果指標(KPI:Key Performance Indicator)を指します)を設定します。キャンペーン目標は、認知、検討、コンバージョンの3種類から選びます。ユーザーにしてほしいアクションに応じて、キャンペーン目標を選べば、広告効果も大きいです。この章では設定できるキャンペーン目標の種類と特徴を解説します。
ブラントや提供する商品について知ってもらうことを目的としています。
ブランド認知とは、ブランドやビジネスの認知度を上げるために配信する広告です。多くの人に見てもらうことを目的としています。
できるだけ多くのターゲットオーディエンスに配信する広告です。インターネット上の画面に表示される広告回数を最大化します。
ブランドや商品に対して一定の反応を得ることを目的としています。
Webサイトやランディングページへの訪問を促します。
投稿に対して「いいね!」やコメント、シェアなどの反応を促します。
アプリのダウンロードを促し、アプリストアに誘導することを目的としています。
動画の視聴回数を増やしてブランドやサービスの理解を深めます。
リードフォームを使い、見込み顧客の情報を集めます。このフォームは広告をタップすると、タップした人のFacebookの連絡先情報が自動入力され、送信準備が整います。Facebookを使っている人が求めている情報を手間をかけずに提供し、質の高い見込み顧客を獲得できます。
メッセージを送ってくれる可能性がある人に広告配信をします。
実際に商品やサービスを購入してもらうことを目的としています。
広告を配信することでWebサイトでの購入や資料請求を促します。
Facebook上に商品カタログを作り、広告に連携させて配信します。
広告を見たことによる実店舗の来店を促します。実店舗がある特定の地域をターゲティング設定することで広告を配信します。
この章ではユーザーの年齢や性別、地域と興味関心に基づいたターゲティング設定の方法を解説します。
Facebook広告で利用できる設定は、以下の3つです。
Facebook広告マネージャにログインし、広告セット画面でオーディエンスをクリックすると選択可能です。設定ができたら、忘れずに保存します。では、Facebook広告で設定できるオーディエンスについて解説します。
コアオーディエンスとは、ユーザーの基本情報や興味関心に基づいたターゲティングが可能です。地域、年齢、性別、言語、趣味関心などの詳細ターゲットの項目から設定します。
カスタムオーディエンスとは、所有している顧客データやWebサイトの訪問履歴からターゲティングすることです。広告配信する対象は既に宣伝したいブランドやサービスを知っている可能性があります。そのため、商品やサービスを購入してくれる可能性も高いです。
類似オーディエンスとは、既に設定しているカスタムオーディエンスに似た属性を持つユーザーを新しくターゲティングすることです。数字が小さいほど類似度が高くなりますので、類似度を1%〜15%の間で設定します。
Facebook広告では、広告フォーマットが豊富にあります。広告効果を最大限活用するためには、目的に沿ったフォーマットを選ぶことが重要です。この章では、主にFacebook広告で使用できる広告フォーマットの種類と特徴を解説します。
静止画と文章を使い、商品やサービスの紹介やブランドの認知度を上げるために使われます。時間や費用をかけずにFacebook広告を使いたい人におすすめです。
動画を使い、商品の説明やブランドの説明をするために使われます。画像広告より多くの情報をユーザーに配信したい人は動画広告がおすすめです。
複数の画像や動画をスライド形式で表示します。商品を複数紹介したい時やより内容が濃いストーリーを配信したい時に使います。
複数の画像をスライドショーにして表示します。動画より手軽に配信することが可能です。撮影する手間を省きながらストーリー性がある広告内容を作ることができます。
商品の特徴を画像や動画を見ながら、ショッピング体験ができる広告フォーマットです。特に総合通販サイトと相性が良いです。コレクション広告を使う時は紹介したい商品を4点以上用意する必要があります。
ユーザー1人1人の行動に合った広告を表示させます。表示させる広告はユーザーの過去の購入やWebサイトの訪問の履歴からターゲティングされます。ユーザーの興味関心を狙った広告配信をしたい人におすすめです。
フルスクリーンでの商品やサービスの紹介を可能にします。文章と画像、動画を駆使して、商品やサービスを細かく宣伝できます。LPができていない商品やサービスにも活用できます。
見込み顧客の獲得やサイトの登録を促すために利用されます。広告をクリックすれば、外部サイトに移行することなくユーザー情報を入力させることができます。
広告内でユーザーがゲームを体験できる広告です。主にゲームアプリのプロモーションを目的に使われます。ゲームアプリの宣伝をしたい人におすすめです。
ユーザーにイベントの詳細を知ってもらい、集客を目的としています。イベントに対してユーザーが興味を持っているのかなど、客観的なデータを取ることができます。次回のイベント開催で活用できるのも大きなメリットです。
前章ではFacebook広告で使える広告フォーマットを説明しました。しかし、広告を出すには効率的な予算管理が必要です。適切な予算とスケジュール管理で効率よく広告配信できる方法を解説します。
まずは広告配信するための予算を決めます。広告配信するための予算設定は日額予算と総予算です。広告の新しいキャンペーンを決めて広告セットに進むと、予算設定を選択できます。
日額予算は1日当たりに使いたい予算の平均金額になります。毎日、金額を変動させることなく広告配信したい人におすすめです。
総予算は広告を配信する期間中に使う予算の総額です。総予算の金額を超えてしまうと、赤字になってしまいます。日によって広告にかける予算を調整したい人に合った設定です。
広告は配信する日時や曜日を自由に選択できます。
設定方法を解説します。
同時に広告を配信する期間も決めます。特定の時間帯や曜日を指定して広告配信することが可能です。狙っているターゲット層に合わせた時間帯や曜日を設定すると広告効果が上がりやすくなります。
広告効果を最大限活かすために、ターゲットオーディエンスに基づいた配信スケジュールを組む必要があります。設定しているターゲットオーディエンスによって最適な広告配信のタイミングが違うからです。例えば、日中に働く会社員は出勤時間や退勤時間に広告を見る機会が多いです。主婦なら1人になる可能性が高い日中に広告配信すると、高い効果が見込めます。定期的に広告効果を分析して、予算や広告配信する日時を調整します。
ではターゲットオーディエンスに対して狙ったアクションに繋げる広告の作成ポイントを説明します。画像広告と動画広告、テキストに分けて説明します。
広告画像を作る時は商品や関連する人の写真、イメージできる画像を使います。また、解析度が高い画像を使うことも重要です。そして、伝えたいメッセージを分かりやすく伝えられるため、テキストは広告画像全体の20%未満にします。そうすることで鮮明な画像とインパクトのあるメッセージでユーザーの視線を集めることができます。
広告動画を作る時は、尺を10秒から30秒以内に抑えます。ユーザーは興味のない動画をスキップしてしまうため、ユーザーに伝えたいことは冒頭の3秒に入れます。また音声なしでも、動きで商品の良さが伝わる撮影をします。実際に商品を使っているところを見せると効果的です。
メインテキストでユーザーに伝えたいことは、4行目以降が自動的に省略されるため、冒頭3行以内に書きます。また、テキストの見出しは短く簡潔に書き、ユーザーの目を引くキャッチコピーを作ると狙っているアクションに近づきます。
この記事ではFacebookで広告を配信する方法と広告効果を上げるポイントを解説しました。
宣伝したい商品とマッチした属性を持つユーザーに広告を配信することで、広告効果を発揮します。また、ユーザーにしてほしいアクションに合わせたキャンペーン目標を選び、計画的な予算とスケジュール管理をすることも大切です。
そして、広告を作る時は3つのポイントを意識します。
しかし、効率よくFacebook広告を配信し続けることは困難です。そんな広告主を助けるサービスをEnigolが提供しています。高精度のターゲティングでFacebook広告の運用全般をサポートしています。プロの力を借りたい人には、おすすめのサービスなので、ぜひ活用してみてください。
Enigolは、Facebook広告の運用に特化したサービスを提供しています。専門のチームがクリエイティブの制作から広告運用、分析までを一貫して行い、クライアントに最適な広告運用を実施します。また、Facebook広告の特性を活かした配信が可能で、豊富な運用経験から得た独自のノウハウを活用します。
Facebook広告に特化したプロが運用
Facebook広告のことを熟知し、幅広い知識を持ったプロフェッショナルによる運用なので、安心してお任せすることができます。最新のトレンドを反映した広告運用が可能なので、成果を大きく伸ばすことが期待できます。
高精度なターゲティングを生かした配信
Enigolは高精度なターゲティングができるFacebook広告の特性を活かした配信ができます。ターゲティング設定を熟知しているため、クライアント様ごとの目的・目標に最適な配信で集客・売上向上を支援します。
コンサルティングから運用まで対応
自社にて運用するアカウントのコンサルティングから、制作・運用・分析まで一括でご依頼いただく統合の運用代行プランまで幅広くお受け可能です。日々の運用から改善ポイントを洗い出し、スピード反映し、成果向上を支援いたします。
項目 | 内容 |
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サービス名 | Enigol Facebook広告運用代行コンサルティング |
会社名 | 株式会社Enigol / Enigol.Inc |
住所 | 東京都港区北青山2丁目12-8 BIZ SMART235 |
事業内容 | ・Web/デジタルマーケティング支援 |
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。