更新日:2025-09-10
Instagramは視覚的なコンテンツを中心にしたSNSですが、投稿文などに文字数制限があることをご存知でしょうか? 本記事では、Instagramにおける文字数制限やその活用法について詳しく解説します。 特に、キャプションやコメント、ストーリー、ダイレクトメッセージの文字数制限について知りたい方にお勧めです。 また、効果的なキャプションの書き方や、ユーザーとのエンゲージメントを高める方法についても紹介します。
Instagramには、各種コンテンツごとに文字数制限があります。
これを理解することで、より効果的に投稿を行うことができます。それぞれのコンテンツごとの文字数制限をまとめてみましょう。
Instagramの文字数制限は、主にキャプション、コメント、ストーリー、ダイレクトメッセージに分かれています。
キャプションは2200文字まで入力可能ですが、最初に表示されるのは約30〜40文字です。
このため、多くの文面を読んでもらうためには、最初の数十文字で興味を引くことがカギとなります。その他の文字数制限は以下のグラフのとおりです。
最大文字数 | 備考 | |
---|---|---|
コメント | 500文字 | |
ユーザーネーム | 30文字 | 英数字、ピリオド、アンダースコアは可能。記号やハイフンは不可能。 |
名前 | 30文字 | |
プロフィール | 150文字 | |
ストーリーズのテキスト | 制限なし | 制限はないが、画面サイズに表示できる限り |
リールのキャプション | 2200文字 | 通常の投稿と同様 |
DM | 1000文字 | 一部制限があり |
Instagramの各コンテンツに最大文字数が設定されていますが、あくまでも最大数であり、文字が多ければいいというわけではありません。それぞれに最適な文字数で投稿することにより、ユーザの興味を高めたり、CTAなどのアルゴリズムに優遇されるようになります。
キャプションの最適な文字数は、一般的に100~150文字とされています。この範囲内であれば、ユーザーが最後まで読んでくれる可能性が高まります。
そのため2200文字まで書けるからといって、長文を投稿するのは避けた方が良いでしょう。
特に、視覚的なプラットフォームであるInstagramでは、短くてインパクトのあるメッセージが効果的です。
コメントの文字数制限は、通常の投稿(キャプション)と同様に最大で2200文字です。
ただし、長文のコメントは他のユーザーにとって読みづらくなる可能性があります。
そのため、コメントは簡潔にまとめることが推奨されます。
特に、他のユーザーとのコミュニケーションを円滑にするためには、短い文で要点を伝えることが重要です。
Instagramのストーリーでは、テキストの表示が画面のサイズによって限られています。
メインテキストは125文字以内が推奨され、5行目まで表示されます。
ストーリーは一時的なコンテンツであるため、短いメッセージでインパクトを与えることが求められます。視覚的な要素と組み合わせて、効果的なストーリーを作成しましょう。
ダイレクトメッセージ(DM)の文字数制限は、最大で1000文字です。
長文を送信しようとすると、自動的に1000文字でカットされてしまうことがあります。
そのため、重要な情報は1000文字以内かつ短くまとめることが必要です。
特に、ビジネスでのやり取りでは、要点を押さえたメッセージが求められます。
文字数制限を理解した上で、どのように活用するかが重要です。
効果的なキャプションやコメントを作成することで、ユーザーとのエンゲージメントを高めることができます。
ここでは、具体的な活用法について解説します。
効果的なキャプションや投稿を書くためには、以下の3つのポイントを押さえることがコツになります。
①最初の数十文字で興味を引こう。
例えば問いかけから始めるとユーザーの知的好奇心を刺激し、続きへと誘導することができます。また、『97%がリピートした!』などのような化学的なデータを使うと信憑性とインパクトを同時に与え、興味をひきつけます。
このように興味を引き付けることができれば、アルゴリズム上で関心が高いとして評価され、表示順位にも影響を与えます。
感情を込めた言葉や質問を使って、ユーザーの反応を促そう。
②ハッシュタグを適切に使用することで、より多くのユーザーにリーチできます。
ハッシュタグは「検索対象」や「おすすめ投稿」として機能し、フォロワー以外にも投稿が表示される機会を生みます。ハッシュタグは最大30個まで使用可能で、共通のワードでのコミュニティを広げることができます。
ただし、ハッシュタグも文字数にカウントされるため、注意が必要です。一般的に、5~10個のハッシュタグを使用することが最適な数と言われています。
適切なハッシュタグの数をもって、投稿のリーチを広げつつも、キャプションの内容を損なわないように情報を発信することができます
また、ハッシュタグで検索すれば過去投稿も一括で閲覧が可能になることから、アーカイブ的な役目としても魅力を発揮します。
③1投稿につき1メッセージに絞ろう
「1投稿1メッセージ(=伝えたいことを1つに絞る)」にすることのメリットは、読み手の理解を深め、エンゲージメントを高め、ブランド信頼を築くうえでとても重要になります。
Instagramは流し読みが基本です。記憶に残りやすく、読み切りやすいものが最終的に保存や共感のアクションを生みます。また、投稿側としても情報を削ぎ落として伝えることで、毎回の投稿に統一感やプロフェッショナルが出るため、特にブランディングを重視するアカウントでは効果的です。
多く閲覧される投稿には高いユーザーエンゲージメントがかかせません。つまり伸びるInstagramを作成するためには、ユーザーとのエンゲージメントを高める工夫も求められます。
エンゲージを高める方法としてはコメントやDMでメッセージでやり取りすることが代表的です。投稿のみで終わるのではなく、投稿に届いたコメントに返信をすると良いでしょう。コメント等を積極的に行うことで、個別対応をしているような特別感を演出できるほか、アルゴリズムでも高評価を得られます。
また、投稿→コメント→返信→次の投稿と閲覧の連鎖を作ることができ、Instagramの閲覧数やフォロワーを増やすことにもプラスの影響を与えるでしょう。
Instagramの文字数を意識するがあまりに、やりがちな失敗もあります。例えば「折りたたみラインを意識してない」ことが代表例としてあります。折りたたみラインとはキャプションなどで125文字以上の表示が切られるラインのことを言います。(折りたたみラインはデバイスごとに異なります)
折りたたみラインを意識できないと、重要な結論部分やCTAと呼ばれる行動喚起部分が読めなくなり、クリックや保存が激減します。
文字数を意識するあまり、このような失敗をしないようにしましょう。
このような失敗に陥った場合は、以下の改善策を検討してみると文字数を意識しつつ、最適なキャプションを作れます。
最初の1行〜2行で結論やフックを入れましょう。
(例:「新商品発売!10分で完売した理由は…」。詳しい説明はその後へ。)
CTAは冒頭か目立つ位置に含めて、そのあとに詳細を記載するか、外部リンクに飛ばしましょう。
(例:「詳細はプロフィールのリンクへ(→3行目)」を1行目で示す)
Instagramでは写真や画像といった視覚的な要素が重視されるため、どちらかというと文章は簡潔であることが求められます。
短い文でインパクトを与えつつ、写真を際立たせることがInstagram上で人気を集めるコツになります。
さらに通常の文面でなく、感情を込めた表現や質問形式の文が、ユーザーの反応を引き出す傾向があります。この手法によってユーザーのエンゲージメントを高めることができるでしょう。
しかし、このようにInstagramで好まれる文章を作ることは簡単ではありません。
そのような時は外部ツールを使って、文章作成をするとよいでしょう。
文字数を正確にカウントすることは、Instagramでの投稿において非常に重要です。
文字数カウントツールを使うことで、文字数を意識しながら本文を言い換えたり、見返すきっかけとなります。
文字数カウントツールはするためのツールは多数存在しますが、以下にいくつかのおすすめツールを紹介します。
これらのツールを活用しつつ、文字数を簡単に管理してみてはいかがでしょうか。
WordCounter.net
WordCounterの注意点は1つ。この文字数カウントツールを使用する際には、ハッシュタグや特殊文字もカウントされてしまいます。
そのため、実際の投稿においては、ハッシュタグを考慮して文字数を調整する必要があります。しかしこのツールを使うことで、より効果的なキャプション作成が可能になります。
numMoji(なんもじ)
numMoji(なんもじ)はリアルタイムで文字数をカウントし、ダークモードやフルスクリーンにも対応してくれる文字カウントツールです。半角英数字2文字を1文字としてカウントする設定も可能で、非常に使いやすくシンプルと言えます。
無駄のない画面設計で、必要最低限の機能だけ欲しい方にぴったりです。
Instagramの文字数管理にお勧めの外部ツールが「sikiapi」です。
「sikiapi」は、InstagramのDMを中心にした、CRM/マーケティングオートメーションのための対話型ツールです。企業や事業者向けに、Instagramだけで接客・情報配信・販促施策まで行える機能を提供しています。
豊富な機能が用意されており、「ユーザーの反応に応じて自動で連続配信できる機能」や「年齢・性別・購入履歴などの属性に基づいてユーザーをセグメントし、個々に最適化したメッセージの送信」、「sikiapi独自のログインIDとパスワードを発行し、Instagramアカウント情報を共有せずに運用スタッフを招待可能」があります。
「最適な文字数がわからない」や「効果的なリアクションをとれない」といった方はこういったツールを使うことで、最適な文字数で効果的なアプローチを自動的に行ってくれます。
具体的な導入事例や使用イメージ(デモ画面)、 さらに機能ごとの操作フローについてもご案内できますので、お気軽にご連絡ください。
sikiapiとは、チャットボットサービスを中心としたCRM・MA(マーケティングオートメーションツール)で、マーケティングを自動化することができるのが最大の特徴です。マーケティングには広告、宣伝、出版物、電車のつり革広告、テレビや新聞等のマスメディア等、様々な種類がありますが、sikiapiが得意としているところはSNSです。
sikiapiを利用することで、LINEやInstagramの顧客対応やマーケティング活動を効率的に行うことができます。
また、クリック操作のみで使用でき、エンジニアでない方でも直感的に効果の高い施策を実施いただけます。
sikiapiの特徴としてまず挙げられるのは、独自機能である「シナリオ配信」機能です。事前に登録しておいた複数の配信したい文章や画像を連続で配信できる機能で、ユーザー行動、反応に合わせて適切なメッセージを配信できます。
シナリオ作成画面から送信するメッセージのテンプレートを選択し、クリック操作のみで簡単にシナリオ配信のフローを作成できます。
シナリオ配信では、以下のような配信が可能です。
年齢、性別、購入有無などユーザー属性に合わせたメッセージを配信することが可能です。
ひとりひとりに適切なアプローチを実施することで反応率を向上させます。
sikapi独自のIDとパスワードを発行するため、LINEやInstagramのアカウントを運用者に共有する必要がなく、セキュリティ面でも安心してお使いいただけます。
LINEとInstagram間でユーザーの行動や履歴を共有できるため、管理の手間を省くことや重複したメッセージの配信を避けることができ、ユーザーに適したアクションを実行できます。
その他には、自動応答機能やフォーム機能、LINEやInstagramの機能には出来ないユーザー情報自動反映、ダッシュボード分析機能などがございます。
SNS運用の効率を向上させ、より多くの成果を得たい方はぜひsikiapiをご活用ください。導入に関するご質問や詳細情報については、お気軽にお問い合わせください。
項目 | 内容 |
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サービス名 | sikiapi(シキアピ) |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
Instagramではそれぞれ文字数制限が設けられていますが、「書ける上限文字数=効果的な文字数」というわけではありません。多く閲覧されるInstagramは最適な文字やハッシュタグの使い方がうまく工夫されています。
これからInstagramを伸ばしたいと試みている方はぜひ、Instagramの文字数を意識してみてはいかがでしょうか?
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。