更新日:2025-09-24
スマホアプリでの利用が多いInstagramですが、Instagramをパソコンウェブ版で利用したことはありますか?ログイン方法には3種類あります。スマホアプリ版、スマホ web版とパソコン版があります。それぞれに魅力があり、使い方やマーケティング活用法を正しく把握することで、魅力的なInstagramアカウントを作ることができます。 そこで今回はInstagramのウェブ版を中心に機能の違いなどを解説をしていきます。
Instagramの人気の理由は、豊富な写真が掲載される視覚的コンテンツに特化している点にあります。彩色豊かな写真や動画が多く、ユーザーも簡単に魅力的なコンテンツを作成できます。また、ハッシュタグを使うことで、より多くの人にアプローチできたり、ビジネスアカウントを利用することで、マーケティング活動をより強化することができます。
Instagramのウェブ版は、PCのブラウザからアクセスできるバージョンです。Instagramのログイン方法はその他に2種類あり、スマホアプリ版、スマホウェブ版があります。
代表的なスマホ版と比較してウェブ版は独自の利点がありますが、メリットのみというわけではありません。
Instagramのウェブ版では一部の機能が制限されています。
例えば、ストーリーの投稿やライブ配信はスマホ版でしか行えません。しかし、フィードの閲覧やコメント、いいねなどの基本的な機能はスマホ版と同じく使うことができます。
それでは表を元にスマホアプリ、スマホウェブ版とパソコンウェブ版の機能を比較していきましょう。
機能 | アプリ版 | スマホウェブ版 | パソコンウェブ版 |
---|---|---|---|
投稿 | ◎ | 〇 | 〇 |
リール投稿・編集 | ◎ | △ | △ |
ストーリーズ投稿・編集 | ◎ | △ | △ |
DM送受信 | ◎ | 〇 | 〇 |
その他の編集機能 | ◎ | ✖ | ✖ |
通知機能 | ◎ | ✖ | ✖ |
ライブ配信 | ◎ | ✖ | ✖ |
作業効率 | ✖ | △ | ◎ |
外部ツールとの連携 | △ | △ | ◎ |
Instagramのアプリ版は、他の利用方法(スマホウェブ版・パソコン版)と比べて最も機能が充実しています。
ストーリーズやリールの高度編集、ARエフェクト、音楽追加などはアプリ版のみ対応しています。
さらに、アプリ版はリアルタイム性が高く、プッシュ通知でコメントに気づけたり、DMを即確認・即返信できます。
このような強みはイベントやセール情報を発信するライブ配信などに活かせます。
リアルタイム性の高さは、ライブユーザーとのエンゲージメント向上に貢献し、質問スタンプ、投票機能、DM返信など第三者とのやり取り等をより容易にさせます。
また、アプリ版ならではの直感的でスムーズな操作(スワイプ・タップ操作で簡単に切り替可能)、撮影から投稿までのアプリ内完結(スマホカメラで撮った写真や動画をすぐ編集・投稿ができ、エフェクトの)はアプリ版独自の魅力といえます。
日常的な運用やイベント時の即時発信にはアプリ版のInstagramがおすすめです。
InstagramのスマホWeb版(ブラウザ版)は、アプリをインストールしなくても、スマホのブラウザ(SafariやChromeなど)からアクセスして利用できる方法です。
アプリ版より機能は衰えてしまいますが、アプリのインストールが不要なため、容量が節約できるため、一時的な利用や共有端末での利用に便利です。
アプリよりもシンプルな機能構成で動作が軽いため、最新機種を持っていない方や容量不足のスマホを持っている方でも気軽にInstagramを操作することができます。
また、スマホウェブ版(ブラウザ版)ではアカウント切り替えが容易で、複数アカウントをブラウザのタブやシークレットモードで使い分けができます。
端末制限の回避もでき、アプリが入れられない環境(業務用端末や制限端末)でも使うことができる点も魅力といえます。
しかしビジネス用途では最低限の運用しかできないでしょう。
現場での簡易投稿、コメント返信、DM対応などは可能ですが、長時間の作業や細かい編集はパソコン版やスマホ版に劣れをとります。
スマホWeb版のInstagramは「軽く・簡単に・最低限の運用」ができる形態です。
外出先や制限端末でも最低限の投稿・コミュニケーションにはスマホウェブ版のInstagramがおすすめです。
Instagramのパソコンウェブ版(ブラウザ版)は、スマホより大画面を活かして効率的な運用・分析ができる形態です。
特にビジネス利用やチーム運用に向いており、作業効率をよりよくしたい方や、写真や動画を細部までチェックしたい方におすすめです。
写真だけでなく、フィード全体やインサイトの分析結果を一覧で見やすいため、競合調査が容易であったり、複数投稿が管理しやすくなっています。
また、パソコンウェブ版のInstagramではファイル管理が容易で、カメラやデザインソフトで作成した素材を直接投稿ができます。アプリ版以上に本格的な写真等をアップロードできる点はパソコンウェブ版の特権です。
チーム運用を強めたい方や、オフィスや共有PCでの複数人運用をしたい方はパソコンウェブ版以外では厳しいでしょう。
組織規模でのInstagram運営には外部ツール(Canva、Google Drive、Excelなど)との連携や広告分析・戦略立案も求められるため、「作業効率・分析・チーム運用」に強く、戦略設計や複数アカウント運用にはパソコンウェブ版のInstagramがおすすめです。
Instagramのパソコンウェブ版を利用するためにはパソコンのブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)を使用してアクセスします。
特別なアプリは不要ですが、アカウントを作成するためには、メールアドレスや電話番号の入力が必要です。
Instagramのパソコンウェブ版(ブラウザで利用するInstagram)を快適に使うための必要スペックについて、以下のポイントを参考にしましょう。
公式では、以下の最新バージョンの主要ブラウザが動作環境として推奨されています:
推奨ブラウザー
実用的な快適さを得るための推奨スペック
1. ブラウザからInstagramにアクセス
2.段階認証を設定している場合は、SMSや認証アプリで届いたコードを入力
ログイン完了後、フィードが表示されます。
3. Facebookアカウントでログイン
4.ログインできないときの対処方法
ログインなしでも、Instagramのパソコンウェブ版では一部の機能を利用できます。例えば、他のユーザーのプロフィールを閲覧したり、公開されている投稿を見たりすることが可能です。
ただし、すべてにアクセスできるわけではありません。
投稿ページやプロフィールページのURLは直接ブラウザ上から開くことができますが、閲覧を重ねると「ログインしてください」というポップアップが表示され、それ以上は閲覧ができなくなります。
また、アカウントが公開設定で、直接リンクがあればストーリーズやリールがパソコンウェブ版のインスタグラムでは閲覧できますが、非ログイン状態では頻繁にブロックされる傾向があります。
Instagramのパソコンウェブ版をビジネス活用する際にはスマホアプリ版やスマホウェブ版と比べた機能差やビジネス運用ならではのリスクを抑えておきましょう。
リスク1. 機能面での注意点
パソコンウェブ版のInstagramでは機能が一部制限されています。
ライブ配信や一部のストーリーズ機能(音楽追加、ARフィルターなど)は使えません。
さらにリール編集機能が簡易版のみしか搭載されていません。
➡ 制限されている機能についてはスマホアプリで行い、PCからはアップロード・管理に専念するのがおすすめ。また、リアルタイム発信はスマホ、計画的投稿や分析はPC、と役割を分けることも良いでしょう。
リスク2.スマホ表示との見え方の違い
パソコン画面では縦長投稿の見え方が変わることがあります。
➡サムネイルや文字量はスマホユーザー視点で必ずチェックする必要があります。PC画面で良く見えても、スマホ表示での見栄えを必ず最終確認するようにしましょう。
リスク3.複数アカウントの切り替え操作
間違って個人アカウントに投稿してしまうミスも起こりがちです。
➡投稿前に必ず右上のアカウント名を確認しましょう
Instagramの文字数管理にお勧めの外部ツールが「sikiapi」です。
「sikiapi」は、InstagramのDMを中心にした、CRM/マーケティングオートメーションのための対話型ツールです。企業や事業者向けに、Instagramだけで接客・情報配信・販促施策まで行える機能を提供しています。
豊富な機能が用意されており、「ユーザーの反応に応じて自動で連続配信できる機能」や「年齢・性別・購入履歴などの属性に基づいてユーザーをセグメントし、個々に最適化したメッセージの送信」、「sikiapi独自のログインIDとパスワードを発行し、Instagramアカウント情報を共有せずに運用スタッフを招待可能」があります。
「最適な文字数がわからない」や「効果的なリアクションをとれない」といった方はこういったツールを使うことで、最適な文字数で効果的なアプローチを自動的に行ってくれます。
具体的な導入事例や使用イメージ(デモ画面)、 さらに機能ごとの操作フローについてもご案内できますので、お気軽にご連絡ください。
sikiapiとは、チャットボットサービスを中心としたCRM・MA(マーケティングオートメーションツール)で、マーケティングを自動化することができるのが最大の特徴です。マーケティングには広告、宣伝、出版物、電車のつり革広告、テレビや新聞等のマスメディア等、様々な種類がありますが、sikiapiが得意としているところはSNSです。
sikiapiを利用することで、LINEやInstagramの顧客対応やマーケティング活動を効率的に行うことができます。
また、クリック操作のみで使用でき、エンジニアでない方でも直感的に効果の高い施策を実施いただけます。
sikiapiの特徴としてまず挙げられるのは、独自機能である「シナリオ配信」機能です。事前に登録しておいた複数の配信したい文章や画像を連続で配信できる機能で、ユーザー行動、反応に合わせて適切なメッセージを配信できます。
シナリオ作成画面から送信するメッセージのテンプレートを選択し、クリック操作のみで簡単にシナリオ配信のフローを作成できます。
シナリオ配信では、以下のような配信が可能です。
年齢、性別、購入有無などユーザー属性に合わせたメッセージを配信することが可能です。
ひとりひとりに適切なアプローチを実施することで反応率を向上させます。
sikapi独自のIDとパスワードを発行するため、LINEやInstagramのアカウントを運用者に共有する必要がなく、セキュリティ面でも安心してお使いいただけます。
LINEとInstagram間でユーザーの行動や履歴を共有できるため、管理の手間を省くことや重複したメッセージの配信を避けることができ、ユーザーに適したアクションを実行できます。
その他には、自動応答機能やフォーム機能、LINEやInstagramの機能には出来ないユーザー情報自動反映、ダッシュボード分析機能などがございます。
SNS運用の効率を向上させ、より多くの成果を得たい方はぜひsikiapiをご活用ください。導入に関するご質問や詳細情報については、お気軽にお問い合わせください。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | sikiapi(シキアピ) |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
Instagramのパソコンウェブ版は、スマホアプリに比べて一部機能(ストーリー投稿やライブ配信など)が制限されているものの、大画面での操作性や外部ツールとの連携が可能な点が大きな魅力です。特にビジネス用途やチームでの運用に適しており、投稿管理や分析、素材のアップロードなどを効率よく行えます。また、CanvaやGoogle Driveなどの外部サービスと連携することで、より本格的な運用が可能です。
一方で、縦長の投稿表示がスマホと異なるため、スマホでの見え方確認は必須です。また、アカウント切り替え時の誤操作にも注意が必要です。機能面の制限を補うには、リアルタイム投稿や編集はスマホアプリ、計画的投稿や分析はパソコン、といった役割分担がおすすめです。パソコン版は戦略的運用に適した強力なツールと言えるでしょう。
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。