更新日:2024-10-30
LINE広告とは、LINEで配信できる広告のことです。 LINEは、現在(2024年3月時点)約9700万人以上の月刊アクティブユーザーを誇る日本で最も利用者数の多いSNSになります。 ユーザーの年齢層も10代〜60代まで幅広く存在しているので、日本国内で人気の高い他のSNSと比較しても圧倒的にリーチ力があります。 また、トーク機能や無料通話などのコミュニケーション機能が搭載されていることから、毎日欠かさず利用しているユーザーも多いです。 そのため、LINE広告は日本国内のSNSの中でも、最も効果を期待できる広告の1つでもあります。
LINE広告の出し方は、主に以下の通りです。
ここでは、LINE広告の出し方を順番に解説します。
LINE広告を出すためには、最初にLINEビジネスIDを発行します。
LINEビジネスIDは、「LINEヤフー for Business」から「LINE広告をはじめる」をクリックし、メールアドレスを登録することで発行できます。
個人のLINEアカウントからでもLINEビジネスIDは発行できますが、個人のLINEアカウントにIDや情報が紐付けされてしまいます。
そのため、企業としてLINE広告の配信を行う場合は、メールアドレスでIDを発行するのがおすすめです。
また、登録後に登録メールが送信され、名前とパスワードを設定するので、忘れずにメモに残しておくなどしましょう。
LINEビジネスIDを発行したら、続いて広告アカウントを作成します。
広告アカウントは、LINE広告を管理するためのアカウントなので、LINE広告を配信するためには欠かせない設定の1つです。
作成方法は、「LINEビジネスID」にログインし、「広告アカウント」のタブから「新しい広告アカウントを作成」をクリックします。
そこから請求先情報や広告主情報などの必要情報を入力すれば、作成が完了です。
また、広告アカウントの作成で必要項目を間違って入力してしまうと、審査に通過できなくなってしまうので、十分に注意しましょう。
広告アカウントを作成したら、メディア登録とLINE Tagを配置をします。
最初に、「LINE広告審査ガイドライン」に従い、作成した広告クリエイティブをアップロードします。
アップロードが完了したら、LINE Tagを配置します。
LINE Tagは、広告の効果測定を行うために必要なタグで、広告アカウントごとに必要なコードです。
LINE Tagの配置もメディア登録と並行して忘れずに配置しましょう。
実際にLINE広告を配信するために、キャンペーンの作成をします。
キャンペーンは、「広告マネージャー」から「キャンペーンを作成」をクリックし、LINE広告を配信する目的や基本情報などを設定します。
LINE広告の目的は選択式になっているので、自社に最適なものを選択しましょう。
そして、最後にキャンペーンの名前・広告掲載期間・上限予算・ターゲティング設定・1日の予算などを設定して完了です。
審査は、キャンペーンの作成が完了した後に行われます。
また、基本的に10営業日以内に審査が完了するので、問題なく審査が通過すれば、10日後に「利用可能」と表示され、LINE広告の配信が可能です。
LINE広告を配信するためには、審査に通過する必要があります。
そんなLINE広告の審査には、主に以下3つの種類があります。
ここでは、それぞれの審査とその審査期間について解説します。
広告アカウント審査とは、LINE広告を管理するために作成したアカウントの審査です。
広告アカウント審査は、広告アカウントを作成し請求先情報やクレジットカード情報を登録すると審査が開始されます。
主に、必要情報の入力間違いや広告の設定条件などが審査基準を満たしているか判断し、合否を決めます。
また、広告アカウント審査は業種やサービス内容によって、そもそも審査を通過できないものがあることを理解しておきましょう。
LINE広告に出稿できない業種・サービスには、主に以下のものがあります。
(引用元:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/guideline/)
以上の業種・サービスに該当している企業は、LINE広告の出稿ができないことを理解しておきましょう。
クリエイティブ審査とは、LINE広告として配信する広告のクリエイティブ(画像や動画)などの審査です。
LINE広告は、幅広い世代のユーザーに配信されるので、クリエイティブが不適切なものや誤解を生む内容、不快感を与えるものでないことが重要になります。
特に、LINEのロゴを使用したクリエイティブでは、LINEが公式で配信している広告と誤解されてしまう可能性があるので、慎重に確認されます。
そのため、「LINE広告審査ガイドライン」を確認して、慎重に広告クリエイティブを作成することが大切です。
広告審査とは、LINE広告に掲載される商品やサービスの内容、クリエイティブと遷移先の商品・サービスページの審査です。
広告審査は、広告アカウント作成済みで、キャンペーン・広告グループ・広告を保存していると、クリエイティブ審査が開始されます。
広告のテキストやタイトル、ディスクリプションなどが慎重に審査されるので、広告審査に通過できないLINE広告も少なくありません。
特に、「薬機法」「景品表示法」「特定保健用食品」「機能性表示食品」などの改訂によって、商品の審査はとても厳しくなっているので、誇大広告や詐欺広告にならないような内容にすることが大切です。
さらに、根拠とするデータを記載する場合も誤解を与えるような表記をしてしまうと、審査に通過できなくなるので、十分に注意しましょう。
LINE広告の審査では、さまざまな観点から厳しく審査されるので、LINE広告の審査に通過できない企業も少なくありません。
これからLINE広告の配信を検討している場合は、主に以下4つのLINE広告の審査の注意点を理解しておきましょう。
ここでは、それぞれの注意点を解説します。
LINE広告は、LINEが規定している「LINE広告審査ガイドライン」を遵守することが、最も重要です。
LINEでは、多くのユーザーが安心して利用できるように、厳しいガイドラインを規定しており、少しでも該当する場合はLINE広告の配信やアカウントの運営が行えません。
特に、反社会的なコンテンツや犯罪に使用される恐れのある商品・サービス、性的コンテンツや名誉毀損・誹謗中傷に当たるコンテンツなどは禁止です。
他にも、さまざまな禁止事項や注意点が明記されているので、全てのガイドラインを徹底して遵守する必要があります。
そのため、これからLINE広告の配信を検討している企業は、「LINE広告審査ガイドライン」を欠かさずに確認しておきましょう。
(引用元:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/guideline/)
LINE広告には、掲載できないジャンルとして、主に以下のものがあります。
(引用元:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/guideline/)
以上のジャンルに該当している場合は、そもそもLINE広告の出稿ができないので、事前に自社が出稿したい商品・サービスが該当していないか確認しておきましょう。
万が一、掲載できないジャンルに該当していることに気づかずに審査を受けてしまうと、アカウント停止などの厳しい処置を取られてしまう場合があります。
そのため、LINE広告の出稿を考えている企業は、十分に注意しておきましょう。
LINE広告で出稿できるジャンルである場合でも、審査が厳しいジャンルがあります。
特に、「薬機法」「景品表示法」「特定保健用食品」「機能性表示食品」などを遵守することはとても重要です。
そのため、健康食品や美容関連商品・サービス・サプリメントなどの広告の審査は、他のジャンルよりも厳しく審査される仕組みです。
誇大広告になっている場合や効果を保証する内容、医師の推奨をうたう内容などは、LINE広告のNG表記として判断されてしまいます。
さらに、臨床データや実験、特許や誤解を与える表記なども全て禁止されています。
健康食品や美容関連商品・サービスなどの広告をLINEで出稿したい企業は、十分に注意が必要です。
LINE広告は、「LINE広告審査ガイドライン」や法律、法令など以外に、誤字脱字などのミスも審査対象として評価します。
広告に記載されているテキストやタイトルの誤字脱字、漢字の変換ミスや英単語のスペルミスなどが原因で審査に落ちるケースも少なくありません。
さらに、自社の公式LINEアカウントを追加してもらうためのボタンを設置する場合、「友達」ではなくLINEの表記に従い「友だち」と表記する必要があります。
広告のクリエイティブや内容に問題がない場合でも、以上のミスが原因で審査に落ちてしまうこともあるので、広告審査を受ける際は細部にまで意識して確認を行いましょう。
また、完全に誤字脱字などのミスがない状態で審査に落ちてしまった場合は、他の原因が考えられるので、内容などをもう一度見直す必要があります。
Enigolのサービスは、LINE広告の特性を熟知したプロフェッショナルがお客様に最適な形で広告運用を実施します。そのため最新のトレンドを反映した広告運用が可能なので、成果を大きく伸ばすことが期待できます。
また、これまでの知見から基づくEnigol独自の運用ロジックを確立しているため、長期的に安定した集客が可能です。素早くPDCAサイクルを回すことで、より高い費用対効果が望めます。
さらに、貴社にて運用するアカウントのコンサルティングから、制作・運用・分析まで一括でご依頼いただく統合プランまで幅広くお受け可能です。これにより、日々の運用から改善ポイントを洗い出し、スピード反映し、成果向上を支援します。
項目 | 内容 |
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サービス名 | Enigol |
会社名 | 株式会社Enigol / Enigol.Inc |
住所 | 東京都港区北青山2丁目12-8 BIZ SMART235 |
事業内容 | ・Web/デジタルマーケティング支援 |
LINE広告の出し方や審査、注意点について解説しました。
LINE広告を効果的に活用することで、日本国内でLINEを利用している数多くの幅広い年代のユーザーに対して効果的にアプローチできます。
また、コミュニケーションツールとして頻繁に利用するユーザーがほとんどなので、広告を目にする機会も他のSNSよりも高い傾向にあります。
そのため、現在では、さまざまな分野の企業がLINE広告を配信しています。
しかし、LINEは多くのユーザーが安心で快適に利用するためのプラットフォーム作りを徹底しており、LINE広告の配信にも厳しい審査を設けています。
特に、配信できない業種やジャンル、審査が厳しい商品・サービスがあることを理解しておくことが大切です。
これからLINE広告の配信を行うと検討している企業は、LINEが規定しているガイドラインや注意事項などを厳守した広告の作成をしましょう。
sikiapiとは、チャットボットサービスを中心としたCRM・MA(マーケティングオートメーションツール)です。マーケティングオートメーションツールという名の通り、マーケティングを自動化することができるのが最大の特徴です。マーケティングには広告、宣伝、出版物、電車のつり革広告、テレビや新聞等のマスメディア等、様々な種類がありますが、sikiapiが得意としているところはSNSになります。
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項目 | 内容 |
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サービス名 | sikiapi(シキアピ) |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。